일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ みやもとむさし

随筆 宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면

아오조라 문고

大淵は、花園妙心寺統の天猷門下で、丹後田辺に大泉寺を開いた戦国の傑僧琢堂の法嗣の一人であった。琢堂の衣鉢をついで、傑出した弟子は二人あって、ひとりを別源といい、この人は丹後宮津に行って国清寺を興し、大淵は細川家の招聘をうけて、小倉からやがて肥後に移り、現在の熊本にある細川家菩提所の泰勝寺を開いてその一世となったのである。

泰勝寺の山号はいうまでもなく、細川家の中祖細川藤孝(幽斎)の泰勝院徹宗玄旨の法名から取ったものであるが、その細川幽斎と妙心寺禅林とのあいだがらは、ずいぶん密接なものだったらしい。

もっとも幽斎よりずっと以前の細川管領時代から、管領三家と妙心寺とは、ただの大檀越であるのみでなく、政治的な意味でも深く結ばれていた間であったが、幽斎の細川藤孝が織田信長に随身してからは、一層その間の使命は緊密となっていた。

武門と禅林との交渉は、その多くが裏面史的なものであったことは、禅林の性質上、当然であって、同時にそれを闡明するにはずいぶん複雑な内情と事例を示さなければならないので甚だ煩わしいが、今、妙心寺史の「法山の寺統と外護」の一節を取ってくると、こういう一例を語ることができる。