후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
仏典、儒学、天文、諸芸諸道に参究して、そして、身一つを、犠牲として体得しえた、武蔵独自の哲学といってよい。
だから、彼を剣人というのも当らない。画人というのも当らない、哲人というのがほんとであるという人々もある。
哲人武蔵。それを知るには、五輪書を、精密に心読してみるにかぎる。ここにその全文を併載しようかとも考えたが、何分にも、長文すぎるし、旁、どうしても、親切な註釈を伴わないでは、難解なふしもある。三十五箇条といい、また、五輪書といい、ただ漫然と目過しただけでは、おそらく現代人には、誤解される所があっても、ふかく心に沁み入って、自ら、眼を宇宙と人間にひらく所までは読み入れられないのではないかとも惧れられる。なお心ある人には、べつに、武蔵の五輪書、三十五箇条、独行道などを、註解した著書も巷間にあるから、それについて、熟読された方がいいと思う。そこで、ここには、五輪書の序文だけを、その一端を知る手びきだけに載せておくことにした。
「五輪書」序(原文)
兵法の道、二天一流と号し、数年鍛錬のこと、初て書き顕はさんと思ふ。
時に、寛永二十年十月上旬の頃、九州肥後の地、岩殿山に上り、天を拝し、観音を礼し、仏前にむかひ、生国播磨の武士新免武蔵藤原玄信、年つもりて六十。