일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ずいひつ みやもとむさし

随筆 宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면

아오조라 문고

めんめんと数千字をつらね、漢王と美妃の享楽、溺愛、哀別、輪廻までの、飽くまで、煩悩に始まって煩悩につきる人間慾と無常を詠じ尽して余りがない。武蔵が、こういう叙情的な詩に関心をもっていたということは、私には、ずいぶん興味のふかい点であった。武蔵という人間を、小説の素材として考えるうえに、独行道のうち「恋慕の思ひに、寄るこころなし」の一句とともに、彼の内面に潜む人間本能をさぐるに、もっとも重大な手がかりの一つになっていたことを、私は告白する。

もちろん、武蔵は、長恨歌全文を、愛誦もし、白楽天のあの艶麗にして悠遠な構想と宇宙観の示唆に富んだ一章一章をふかく玩味もしていたであろう。けれど、私の興味は、単に、それだけの推測にはとどまらない。武蔵が、この大恋愛詩の一節をとって、これをすら、ただちに、剣の悟道に寄せて、考えているという事実である。

前には、書き落してあるが、この二行の書のわきには、なお細字で、次のような辞句が書き添えてある。

「是兵法之始終也」

おもしろいと思う。あいにく、長恨歌は余りに長篇だし難解でもあるので、ここに詳解し難いが、あの一篇を吟誦し去って――そして、コレ兵法ノ始ニシテ終リナリ――を併せ思うと、恋愛と闘争。