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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
喜田貞吉『先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「日本民族」とは何ぞや、「ケット」と「マット」、奥羽地方のシシ踊りと鹿供養、火葬と大蔵、くぐつ名義考、国栖の名義、国号の由来、時勢と道徳観念、周防石城山神籠石探検記、炭焼長者譚、長吏名称考、憑き物系統に関する民族的研究、手長と足長、道鏡皇胤論について、間人考、人身御供と人柱、法隆寺再建非再建論の回顧、本州における蝦夷の末路、オシラ神に関する二三の臆説、サンカ者名義考。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 页
勿論門男百姓も村民の諒解を得、一定の手続きを経れば百姓になる事が出来た。それには本軒に三石、半軒に一石五斗の本米を給し、三年間諸役を免除されたものだと谷君は云っておられる。本軒・半軒等の別はもと持高の額に応じて区別したもので、
百姓軒別持高を五等に部ち、高拾石以上を本軒、九石九斗以下七石五斗以上を七歩五朱軒、(後には七歩五朱軒の区別は廃せらる)七石四斗九升以下五石迄を半軒、四石九斗九升より弐石五斗迄を二歩五朱軒(四半軒)とし、弐石四斗九升以下を門男とす。
と古記録にあるそうであるが、それは幾分間人の意味が変って、単に貧乏人という風に解せられた後の定めらしい。しかしかく一旦身分が定まった以上容易に変更が許されず、前記の如く高百五十石と船一艘とを有しながらなお門男の肩書を有し、或いは高百七十九石を有しながら、相変らず本百姓四半軒の肩書を有する例をも谷君は提供しておられるのである。
防長において門男は百姓に取り立てられる道が開かれていたのみならず、門男百姓にして庄屋・畔頭・町年寄役に就く事も出来たという。阿波においても間人は次第に解放せられた。田所君の報告によれば、文化六年那賀郡黒地村の棟附帳に、