轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

「やまとみんぞく」とはなんぞや

先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選

喜田 貞吉

喜田貞吉『先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「日本民族」とは何ぞや、「ケット」と「マット」、奥羽地方のシシ踊りと鹿供養、火葬と大蔵、くぐつ名義考、国栖の名義、国号の由来、時勢と道徳観念、周防石城山神籠石探検記、炭焼長者譚、長吏名称考、憑き物系統に関する民族的研究、手長と足長、道鏡皇胤論について、間人考、人身御供と人柱、法隆寺再建非再建論の回顧、本州における蝦夷の末路、オシラ神に関する二三の臆説、サンカ者名義考。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 页

青空文庫

しかしながら栄枯盛衰は数の免れざるところで、本軒百姓本百姓といえども時を経る間には貧乏もする、本来無産の間人百姓といえども永い間には資産を作りうるのである。そこで身居立て直しの必要も生ずる次第で、それには地方によってそれぞれ慣例もある事であろうが、特に隠岐においてミョウを買う事になっていたとは興味ある現象であると謂わねばならぬ。ミョウすなわち大名小名の「名」で、もと名負地すなわち名田を意味する。名田を有し、それ相当の貢租賦役を負担するもののみが本来百姓すなわち名主として認められたもので、その以外は間人階級に置かれたものであった。そして隠岐ではその「名」の数に制限があって猥りにそれを殖やさぬ慣例であったと見え、間脇のものが百姓に仲間入りするにはその株を買う必要があったのだ。防長地方や阿波土佐などでは、そんな制限はなかったらしいが、防長では在来の百姓に米を提供する例であったと云い、阿波や土佐でも定めて何らかの作法があったものであるに相違ない。阿波では在来下人たりしものが解放されて百姓に仲間入りする場合には、宴を催して連日百姓を饗応したという。間人の百姓となる場合にもまたそんな事があったのであろうと思われる。