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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
喜田貞吉『先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「日本民族」とは何ぞや、「ケット」と「マット」、奥羽地方のシシ踊りと鹿供養、火葬と大蔵、くぐつ名義考、国栖の名義、国号の由来、時勢と道徳観念、周防石城山神籠石探検記、炭焼長者譚、長吏名称考、憑き物系統に関する民族的研究、手長と足長、道鏡皇胤論について、間人考、人身御供と人柱、法隆寺再建非再建論の回顧、本州における蝦夷の末路、オシラ神に関する二三の臆説、サンカ者名義考。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 页
十 結論
、第3水準1-15-53)部」または「泥部」と書いて駆使部とも読まれる様になって来た。そしてもとは別であった筈の土師人と駆使部のみが間人階級のものと認められ、「間人」すなわちマヒトと書いてただちにハシヒト(土師人)(また駆使部)と読んでも何ら不思議のない事になったものであろう。これは例えば我が古語において、エミシすなわちエビスと云えば一般異民族の称呼であって、必ずしもアイヌ族すなわちカイ(蝦夷)とのみは限らなかったものが、後に我が国においてエミシと云えば蝦夷以外には目立ったものがなくなったが為に、ついには「蝦夷」と書いて直ちにエミシまたはエビスと読むに至った実例を逆に行ったものである。
十 結論
間人とは良民と賤民との中間の人の義である。しかしその良民と云い賤民というものが、時代によって世間の見るところ、国法の定むるところ、常に一様でありえないが如く、間人として認められるのも、古今において往々その実体を異にしている。良賤の別の変遷は別に論ずべき興味ある問題であるから、ここにその説を省略するが、簡単にその概要を云わんに、上世において良民と謂うべきものは、厳格に云えば百姓すなわち姓氏を有する一切の臣連伴造国造の徒のみであって、天皇に直隷し、賤民とは一家をなさずして他に隷属する奴すなわち奴隷の徒を指し、良民すなわち