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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
喜田貞吉『先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「日本民族」とは何ぞや、「ケット」と「マット」、奥羽地方のシシ踊りと鹿供養、火葬と大蔵、くぐつ名義考、国栖の名義、国号の由来、時勢と道徳観念、周防石城山神籠石探検記、炭焼長者譚、長吏名称考、憑き物系統に関する民族的研究、手長と足長、道鏡皇胤論について、間人考、人身御供と人柱、法隆寺再建非再建論の回顧、本州における蝦夷の末路、オシラ神に関する二三の臆説、サンカ者名義考。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 页
三間 寺 壱間 神主
壱間 役人 壱間 年寄
壱間 公文
〆弐拾六間
と有之候。尚之を別に調査したるものを見るに、拾五間御役家と称するは、多少に係らず皆田畠を所有するもの、即ち百姓なり。間脇といふ肩書を有するものは田畠なきものばかりに候。「間脇」をマワキと読むことは、同指出帳に明かに「まわき」と平仮名にて書きたることにて知れ申候。而して間脇階級の者が如何なる待遇を受けたるかに就き調査したる所、
一、地下寄合(今の村会の如きもの)に、庄屋の座敷に列席すれども発言権なき事。
一、同上の会合に列席すれども百姓とは別室、即ち一等下の席に着く事。
一、頭分年寄等村役人に就職する権利なき事。
併しながら間脇と雖も百姓の株を買ひて、百姓の仲間入を為す事は公然行はれたる事に有之、百姓株の事をミヤウ(名?)と称し、間脇には此のミヤウを二つも三つも所持するものあり、随分幅を利かし居るものも有之由、今も老人間に申伝居候。(下略)
横地君の報告によってこれを観れば、間人と間脇とその名義は違っているけれども、実は同一階級のものを指したものであることは疑いを容れぬ。