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「やまとみんぞく」とはなんぞや

先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選

喜田 貞吉

喜田貞吉『先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「日本民族」とは何ぞや、「ケット」と「マット」、奥羽地方のシシ踊りと鹿供養、火葬と大蔵、くぐつ名義考、国栖の名義、国号の由来、時勢と道徳観念、周防石城山神籠石探検記、炭焼長者譚、長吏名称考、憑き物系統に関する民族的研究、手長と足長、道鏡皇胤論について、間人考、人身御供と人柱、法隆寺再建非再建論の回顧、本州における蝦夷の末路、オシラ神に関する二三の臆説、サンカ者名義考。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 页

青空文庫

特に彼らが武士となって、我が日本民族中堅の階級を形作り、従来腐敗堕落の極みに陥入っていた我が国家、我が社会に対し、回生の良剤を注射してその立て直しをなすに至ったということは、我々の大いに注意すべき点であると信じます。

ともかくも本州における蝦夷は、ことごとく日本民族の中に混入して、その民族的存在を失ったのであります。そしてその形を日本民族に変じて、国家の為に、社会の為に、重大なる働きをなしたのであります。私どもは私ども日本民族の中に、少からぬ蝦夷の血の流れていることを以て光栄に存じているのであります。

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以上記述しましたところは、蝦夷と日本民族との関係について、私のこれまで研究しました結果の大要を、最も通俗に放送したものであります。したがってその説の拠りどころをも示さず、専門的研究者諸君にとっては、極めて物足らぬものであり、また本誌上に続々掲載する私の東北民族に関する研究論文、その他諸篇記するところと、往々重複するところがあって、すこぶる不統一に感ぜられることとは存じますが、もともと本誌発行の目的の一つが、一般の同好者各位から、研究資料の報告を得たいというにありますので、まず以て私の研究方針なり、その経過なりを知っておいていただくことが、最も必要であると信ずる