Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 58.758 Zeichen · 118 Bildschirme
七月九日
ニーナの眼鏡袋(白に花模様のある一八二何年とかの)を、エンジェネール自分の胸のポケットに入れて歩いて居る。出して、私に見せ、又しまう。頭がポケットから出て居る。妻君、手をのばし、それを押し込む。
○自分この事には興味がある。リジア、よい夫人型、かなりふけて、大柄で、落付いて居て、エンジェネール、ちょいちょい気がねをして居る。エンジェネールは少しわかく見える。ニーナと食卓では向い合い。ニーナ、石本夫人的結髪、目鼻だちがこせついて中央に集って居る。とても早口で早口で、ヴジャースノ〔ひどい〕! ピリヤーモ〔全く〕・ヴジャースノ※(感嘆符二つ、1-8-75) ダー〔そう〕、ザメチャーチェリノ〔すばらしい〕! ザメチャーチェリノ! プリヤーモ〔全く〕、チュード〔すばらしい〕※ こんな調子。活動ピカデリーで、プログラムを売って居る。その職業でどうして、パンシヨンに二週間暮して居られるか?「誘う水あらばいなんとぞ思う」その点が、好色的な鼻と頬とを持つクリクリ坊主のエンジェネールを引くのだ。
七月九日(月曜)
アヴェード後一人自分四時の茶まで歩いた。この間、アンナと行った仕立屋の前をずっと堤の方まで行き、それに沿ってエジプトの門を通りかえった。