Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
こじきものがたり
古事記物語
鈴木 三重吉
Lesen Sie 古事記物語 (こじきものがたり) von 鈴木 三重吉 (すずきみえきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 96.723 Zeichen · 191 Bildschirme
二
そのきついお力ぶみで、お庭の堅い土が、まるで粉雪のようにもうもうと飛びちりました。
二
まもなく須佐之男命は大空へお着きになりました。
女神はそのお姿をご覧になると、声を張りあげて、
「命、そちは何をしに来た」と、いきなりおしかりつけになりました。すると命は、
「いえ、私はけっして悪いことをしにまいったのではございません。おとうさまが、私の泣いているのをご覧になって、なぜ泣くかとおとがめになったので、お母上のいらっしゃるところへ行きたいからですと申しあげると、たいそうお怒りになって、いきなり、出て行ってしまえとおっしゃるので、あなたにお別れをしにまいったのです」とお言いわけをなさいました。
でも女神はすぐにはご信用にならないで、
「それではおまえに悪い心のない証拠を見せよ」とおっしゃいました。命は、
「ではお互いに子を生んであかしを立てましょう。生まれた子によって、二人の心のよしあしがわかります」とおっしゃいました。
そこでごきょうだいは、天安河という河の両方の岸に分かれてお立ちになりました。そしてまず女神が、いちばん先に、命の十拳の剣をお取りになって、それを三つに折って、天真名井という井戸で洗って、がりがりとおかみになり、ふっと霧をお吹きになりますと、そのお息の中から、三人の女神がお生まれになりました。