Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.482 Zeichen · 160 Bildschirme
学生少し(制帽をかぶって居る)旗は七八流見えるだけ。プラカートなどもなし。人形などなし。
行列に参加せぬ労働者が多く、群集の中に混って見て居る。これは面白いと思った。
Y、巡査(こっちの巡査はコバルトと白とのいい服装で、短剣とピストルを吊り、しゃれて居る)にきいて来た tea shop に入ろうとすると(芝居広場の隅)開かない。ガタガタやって居ると、タキシードを着た waiter が硝子戸の鍵をあけて我々を入れ、すぐ後をかけた。万一の用心。物々し。
茶をのみ、ブーロチカ〔白パン〕卵をたべて居ると、急に通りを群集がくずれて駈け出した。どうしたのか、赤い旗が動くのが見えた。音楽はなし。行列が進行しはじめたらしい。暫くして出て見たがもう何もない。のこった群集が僅かに歩いて居るばかり。
○ノーヴィ・スウェート通りを歩く。心地よい大通りだ。
○レミントン〔レミングトン型タイプライター〕の会社があった。入って価をきく。ロシア文字68縦棒2本の$以上の由。Poland は輸入品はドルでうるのだ。
○絵ハガキを買う。
○辻に花売、紫のすみれ、黄色き水仙、赤チューリップ、柳。