Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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くいどうらく

食道楽

村井 弦斎

Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 170.664 Zeichen · 341 Bildschirme

Aozora Bunko

第五 酒

第六 応急の手当

戦争だから食物なぞはどうでも構わんというのは不心得な事で、戦争の時は平生よりも食物に注意して身体を大切にしなければなりません。米国の軍隊に四か条の心得という事があってその第一は「兵の食物」としてあります。食物の善いと悪いとは何ほど兵気に関係するか知れません。しかし善い食物といっても贅沢な美食をしろというのでありません。衛生法に適った食物が大切だという事です。

第五 酒 陣中に酒を用ゆる事は或る場合に必要もありますが、しかし酒を飲み過ぎると必ず身体を害します。殊に冬の寒い時に酒を飲むのは非常の害があるので一時は寒気を凌ぐようでもその跡が一層寒気を感じて凍えたり病気を起したりします。食道楽の本文にもある通り酒でも食物でも程と加減を忘れてはなりません。

第六 応急の手当 軍隊の中にいたりあるいは負傷しても病院にいる時は医者も看護人もありますから色々の注意が行届きましょうがしかし隊を離れて負傷などをした者が民家に入って独りで手当をするような場合にはその時の心得がなければなりません。

先ず負傷して疵口へ応急の手当をするには塩かまたは上等の砂糖を沢山塗り付けると防腐の功があります。