Japanische Klassiker mit Furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 170.664 Zeichen · 341 Bildschirme
第四十七 鳥と米のスープ
第四十八 魚と米のスープ
第四十九 鯛の頭のスープ
第五十 レモンのグラスカスター
第四十七 鳥と米のスープ は大層病人の悦ぶもので先ず半斤ほどの鶏肉の上等を三十分間ばかり湯煮ておきます。それを細かく刻んで大匙二杯の御飯とともに擂鉢へ入れてよく擂って裏漉にかけます。それから一合のスープへ混ぜて十分間ほど煮て塩味をつけたら五勺ほどの牛乳を加えて出します。玉子は要りません。
第四十八 魚と米のスープ これも魚の身を一旦湯煮ておいて御飯とともに擂って裏漉しにしますがその割合は魚七分に御飯三分です。それを半斤位と思うほど一合のスープへ混ぜて弱火で少し煮て塩味をつけて牛乳五勺を加えます。これには白焼にした魚を使っても構いません。
第四十九 鯛の頭のスープ は極く淡泊な味の良いもので大きな鯛の頭と鯛の骨ばかりを水から一日煮ます。それへ塩味をつけてまた少し煮て出しますが鯛の肉を入れると味が悪くなりますし、少くも半日以上煮なければ良い味が出ません。
第五十 レモンのグラスカスター 病人はとかく喉が渇いて酸い味の物を好みますがそれには菓物のグラスカスターを与えると大層美味しく感じます。その製法は先ず玉子の黄身二つへ砂糖大匙二杯を加えてよく煉り混ぜておいて牛乳一合を少しずつ注してそれを器ごと湯の中へ入れて湯煎にしながらよく掻き廻します。