Japanische Klassiker mit Furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 170.664 Zeichen · 341 Bildschirme
第三 白粥
第四 炒米の粥
第五 オートミルの粥
普通の重湯よりは味も良いようですから病人には好かれましょう。
第三 白粥 我邦では重湯の次に多く白粥を用います。これも上等にするとお米を洗って直ぐ水と少しの塩を加えて弱火で気長に煮なければなりません。磨ぎ置きのお米と強火で炊いたものは味が良く出来ません。
第四 炒米の粥 白粥は粘着性が多くって胃の悪い病人に適しませんからその時は炒米の粥を用います。これは西洋風にすると米を洗いません。先ず麻の布巾のようなもので米をゴシゴシ擦るように拭いて炮烙か鉄鍋で狐色に炒ります。そこで一合の米へ五合ほどの水を加えて弱い火で一時間半以上煮ますが七輪で煮ると火を弱くしても水をよく引きます。ストーブでは水を引きません。水の加減は七輪の時と火鉢の時とストーブの時とで一々斟酌しなければなりませんがここへは多く七輪やテンピの加減を出しておきます。この炒米の粥は洗った米を用いても構いません。
第五 オートミルの粥 西洋には我邦の粥に似た食物が沢山あります。先ずオートミルといって燕麦を挽割にしたようなものが鑵入と袋入とになって食品屋に来ております。それを大匙へ山盛二杯だけ水で一度洗って水一合を加えて湯煎鍋へ入れます。