Classici giapponesi con furigana
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
Leggi 三国志(七) (さんごくし) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.
N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 371.916 caratteri · 744 schermate
絶妙好辞
一
「ご辺はまことに勇ありといえど、所詮、夏侯淵が相手ではありますまい。彼は深く韜略に通じ、兵を用うるに卓絶し、機を見ること敏なり。曹操この故にこそ、彼を西涼の鎮守となし、今、漢中に出でしめ陣をとらしめてあるも、曹操が彼の大将の才を知れるからにほかならない。ご辺はすでに張※(「合+おおざと」、第4水準2-90-10)に勝ちたれど夏侯淵には及ぶまい。早く荊州に帰り給え。関羽を招いて、夏侯淵と戦わすであろう」
絶妙好辞
一
思いがけぬ孔明の言葉に、老将黄忠の忿懣はやるかたなく、色をなして孔明に迫るのだった。
「昔、廉頗は年八十に及んで、なお米一斗、肉十斤を食い、天下の諸侯、これをおそれ、あえて趙の国境を犯さなかったといいます。まして私は、未だ七十に及ばず、何ゆえに老いたりとて、さように軽んじられるのですか、それがしただ一人、三千余騎を率い、必ず、夏侯淵の首を取って参るでしょう」
孔明は、なお聴かない。黄忠は幾度となく、執念深く許しを乞うので、ついに孔明も折れて、
「強いて行かれるならば、法正を監軍として同伴なさい。そして万事合議して、慎重に事を行うがよろしい。決して軽々になさってはなりません。