Classici giapponesi con furigana
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
Leggi 三国志(七) (さんごくし) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.
N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 371.916 caratteri · 744 schermate
改元
一
女童の情です。自らのお涙を自らお嗤いなさい。あなたは漢中王でいらせられますぞ」
「…………」
玄徳はうなずいた。しかし老齢六十の彼には、このことも、後の病の一因にはなった。
改元
一
魏では、その年の建安二十五年を、延康元年と改めた。
また夏の六月には、魏王曹丕の巡遊が実現された。亡父曹操の郷里、沛の県を訪れて、先祖の墳を祭らんと沙汰し、供には文武の百官を伴い、護衛には精兵三十万を従えた。
沿道の官民は、道を掃いて儀仗の列にひれ伏した。わけて郷里の※(「言+焦」、第3水準1-92-19)県では、道ばたに出て酒を献じ、餅を供え、
「高祖が沛の郷里にお帰りになった例もあるが、それでもこんなに盛んではなかったろう」
と、祝し合った。
が、曹丕の滞留はひどく短く、墓祭がすむ途端に帰ってしまったので、郷人たちは何か張り合い抜けがした。老夏侯惇が危篤という報を受けたためであったが、曹丕が帰国したときは、すでに大将軍夏侯惇は死んでいた。
曹丕は、東門に孝を掛けて、この父以来の功臣を、礼厚く葬った。
「凶事はつづくというが、正月以来この半歳は、どうも葬祭ばかりしておるようだ」