Classici giapponesi con furigana
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
Leggi 三国志(七) (さんごくし) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.
N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 371.916 caratteri · 744 schermate
と、反問した。
せっかくご機嫌の良かった張蘊は、面を逆さに撫でられたような顔をした。そして小憎い青二才、と思ったか、或いは自己の学問を誇ろうとしたのか、
「然らば、試みに問うが」
と、天文、地理、経書、史書、兵法などにわたって、次から次へと難問を発した。
ところが、学士秦※(「宀/必」、第3水準1-47-56)は、古今の例をひき、書中の辞句文章を暗誦して一々それに答えること、滔々としていささかの淀みもなく、聴く者をして、惚れぼれさせるばかりだった。
張蘊はまったく酒もさめ果てた顔をして、
「蜀にはこんな俊才が何人もおるのかしら」
と、ついに口をつぐみ、また自ら恥じたもののように、いつの間にか退席してしまった。
孔明は、彼に恥を負わせて蜀を去らしては、と大いに心配して別室にいざない、
「足下はすでに、天下を安んじ、国家を経営する実際の学識に達しておられるが、秦のごときはまだ学問を学問としか振り廻せない若輩で、いわば大人と子供のちがいですから、まあおゆるし下さい。酒間の戯談は、たれも一時の戯談としか聞いておりませんから」
と、ふかく謝して慰めた。
で、張蘊も、