Classici giapponesi con furigana
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
Leggi 三国志(七) (さんごくし) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.
N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 371.916 caratteri · 744 schermate
第四には弓も刀も刃が立たないほど強靱なんです」
「なるほど、それでは無敵だろう。ひとつ兀突骨に会ってこの急場を頼んでみよう」
自身、一族敗兵を従えて、烏戈国へ頼って行った。
議にも及ばず、兀突骨は「よろしい」と大きくうなずいた。即座に三万の部下は藤甲を着こんで、洞市に集まった。
孟獲の残兵もおいおい寄って、合せて十万余、烏戈国を発して、桃葉江に陣した。
この江は、水あくまで碧く、両岸には桃の樹が多く茂っている。年経れば葉は河水に落ちて、一種の毒水を醸し、その水を旅人が呑めば甚だしく下痢を病む。が烏戈国の土人には、かえって精力を加える薬水になると云い伝えられている。
孔明は、銀坑の蛮都に入ってから、これを治めて掠めず、これを威服せしめて殺戮せず、克くただ徳を布き、さらに軍をととのえて、王征を拡大して来た途にあった。
「魏延、一手を引いて、桃葉の渡口を見てこい。ただ一当てして、彼の勢いを測ってくればよいぞ」
孔明の旨をうけた魏延は、すぐ先発して、桃江へおもむいた。途中すでに、烏戈国の兵と孟獲の聯合軍にぶつかった。蛮軍は気負うこと満々、大胆にも、江を渡って攻勢を取ってきたものである。