Classici giapponesi con furigana
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
Leggi 三国志(七) (さんごくし) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.
N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 371.916 caratteri · 744 schermate
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「やあ!」と、一鎗に突き通した。
しかし、その手応えに、張※(「合+おおざと」、第4水準2-90-10)は、はっとしてしまった。たしかに張飛と思ったのは、人に非ず草で作った人形だった。
「しまった」と、あせり気味で後に退こうとすると、突然、鉄砲が響いた。それと同時に、一人の大将を先頭に、一群の兵が道をふさいだ。
先頭の大将は、と見れば、虎鬚さかさまに立ち、目は百錬の鏡に朱をそそいだごとく、その叫ぶ声は雷にも似て一丈八尺の大矛をふり廻し、
「やあ張※(「合+おおざと」、第4水準2-90-10)。世にきこえた燕人張飛、ここにまかり出た。勝負ッ」
と云いざま、張※(「合+おおざと」、第4水準2-90-10)の驚く鼻先へ切ってかかった。
張※(「合+おおざと」、第4水準2-90-10)もとっさにこれをうけ、必死にうち合うこと四、五十合に及んだ。
その間に、雷同、魏延の左右の軍も、それぞれ蒙頭、盪石の二手の勢と闘い、またたく間にこれを追いまくってしまった。
味方の崩れを見ながらも張※(「合+おおざと」、第4水準2-90-10)はなお鋭い張飛の矛とうち合っていたが、かくするうちに、山上に、火がかかり、蜀の軍勢は勢いを得て、ますます数を増し、彼の周囲はすべて敵となってゆくのが分る。