일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ロザリオのくさり

ロザリオの鎖

永井 隆

永井 隆의 ロザリオの鎖(ロザリオのくさり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,351자 · 213화면

아오조라 문고

折もよし、大学は大村市の仮校舎に移って講義を再開しましたので、私は病床を出て大村へおもむきました。そのとき誠一を連れてゆき御校に入れていただいたしだいです。私の主治医の朝長先生のお宅が御校の近くにあって、私ら父子を下宿させてくださったので、何もかもつごうよく参りました。

美しい入り海、緑の丘(原子野の赤ちゃけた荒野に慣れた目にはその緑が特に印象的でした)、設備の整った学校、矢嶋先生や宗先生の愛の教導、ほがらかな学校、文化化された家庭……あの子の目から動物性の光がいつしか消えました。水素の実験は科学する喜びを教え、計測の実習は数学の本質を体得させ、公園の写生は美へのあこがれをふたたび呼びさましました。声楽コンクールに学校代表として出場した日のあの子の喜びはどんなに大きかったでしょう。あの日親の付き添っていなかったのはあの子だけだったそうですけれども。

家庭訪問でごぞんじのように朝長先生のお宅は愛と真理にみちた模範的家庭です。先生は大学で内科を専攻する学者、奥さんは教養の高いやさしいお母さん。お二人は誠一をわが子のようにしつけてくださっています。それであの子はすっかりあの家庭の子になって、あばれたり、甘えたり、叱られたり、ほめられたりしています。