후리가나로 읽는 일본 고전
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こうげいのみち
工芸の道
柳 宗悦
柳 宗悦의 工芸の道(こうげいのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,103자 · 336화면
その頃は真に工藝時代であったといわねばならぬ。
近江国甲賀郡信楽の窯は歴史古く、今もその中心地たる長野は日本における大窯業地の一つである。いわゆる「古信楽」は夙に茶人間に認められ常に歴史を飾る。だが古作品中素直なものは別として、茶趣味で作られた後代のものはほとんど皆醜い。美しさから云って一番卓越しているのは、むしろ中期以後のもの、すなわちおよそ百五、六十年この方のもの、今日の歴史家から全く等閑にされている作品である。それも「下手物」たる実用品最も美しく、茶道の影響あるものは大概悪い。この頃に至って釉薬も発達し、手法にも非常な変化を産んだ。概して信楽の窯は大形のもの多く、就中壺類が主要な生産であった。ここに挿絵に選んだものはその期間を代表する一大傑作だと云っても過言ではない。否、全信楽の歴史を通じて、これ以上の作があるかを私は疑う。
原品には堂々たる風格がある。釉薬極めて良く漆の如く黒い。流し方は強くまた鋭い。形正しく整い、焼締められし素地も、歳月の恵みを受けて色深くくすぶる。これをこそ将に「大名物」と私は呼ぼう。歴史がそれを公認する日を私は疑わない。