일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こうげいのみち

工芸の道

柳 宗悦

柳 宗悦의 工芸の道(こうげいのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,103자 · 336화면

아오조라 문고

七

でなかったら、決して大名物とはならなかったであろう。

あの茶器が民器であったように、あの茶室も民家にその風格をとったのである。今日数寄をこらし千金を投じて造る茶室の如きは、茶道の真意に悖ると云わねばならぬ。なぜなら茶祖が示した茶の美は「下手の美」であり、清貧の美だからである。

あの民器に美を見出したこと、通常の世界に異常な美を観じたこと。そうしてかかる美に、究竟な美の相を見つめたこと。そこに法をすら見、道をすら観じたこと。そうしてかかる道に入って、生活を美三昧に深めたこと。私が初代の茶祖を目して工藝美に関する偉大な先覚者と名のることになんの不可思議があろうか。

七

だが私たちは二つの方向においてさらになお、彼らの志を発展せしむべき任務を帯びる。後に来る者は彼らの踏んだ道に終ってはならぬ。第一彼らが彼らの愛した工藝から選んだものは直接茶器として必要なもののみであった。だがその茶器と同じ所産心でできた無数の美しい器が存在する。もし前者が「大名物」たる美を持つなら、後者にも等しい大名物格の美がなければならぬ。これは極めて合法的な推論ではないか。茶器となるから美しいのではない。