후리가나로 읽는 일본 고전
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こうげいのみち
工芸の道
柳 宗悦
柳 宗悦의 工芸の道(こうげいのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,103자 · 336화면
鍵も一々扉や引出に準じて異なるものが用いられる。箪笥類の他に船中に安置した厨子もあると聞いている。外部は主として欅を用い、それも前面は好んで「木」を選ぶ。内部の用材は多く桐である。皆漆塗であって墨もあるが、大概は春慶である。金具は鉄であって前面に厚く装飾する。無地のものもあるが多くは模様附で透彫かまたは線彫である。しばしば図の如く定紋や屋号を入れ、この部分のみは好んで真鍮を用いる。大きなものは左右に取手、小形のものは上に一つの取手をつける。そうして全体に厚い布の被いが用いられた。時としては白地、時としては紺地。これにも好んで定紋が附けられてある。上陸の際は携えて上ったようである。重量ははなはだ重い。
この種の箪笥が一番多く使われたのは幕末であって、少なくとも明治十年頃までは立派なものが造られてあった。千石船が廃れてから自然にその需用も絶えた。産地は不明であるが、佐渡の産と云われ、処によっては「佐渡箪笥」とも呼ばれる。もとより佐渡一ヶ所に限られたことはなく、羽前の酒田や越前の三国でも造られたようである。ともかく私が蒐集した経験によれば越後から北陸、山陰から山陽に沿う港で発見せられた。