후리가나로 읽는 일본 고전
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こうげいのみち
工芸の道
柳 宗悦
柳 宗悦의 工芸の道(こうげいのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,103자 · 336화면
(私は今の雑器の醜さを忘れているのではない。正しい時代の用具を省みて云うのである。今でも昔の伝統を承ぐものには、どこかに美しさが残る。試みに荒物屋の店頭を見られよ。並べられた品々には、繊細な美はないが、どこか頼りになる感じが起るではないか。時代おくれのものと人は呼ぶかも知れぬが、手工の美を今も止めているのはかかる店ばかりである。杓子や桶や箒や竹籠。あるいは土鍋や行平や石皿や湯婆、粗末なそれらのものばかりは、醜い時代の力にまだ犯されずにいる。日々忙しく働く身だけは、病いも犯しにくいと見える。もう一世紀も前の台所を思えよ、それは驚嘆すべき美術館であったにちがいない!)
もし日常品が用中の用なら、大衆の用器は中でも用の用となるであろう。民器こそは工藝の主要な領域である。人々はそれを「雑器」といい「下手物」と蔑んでいるが、美から云うならばそうではない。不思議ではないか、あの最高の美と呼ぶ「渋さ」の美は、最も深く雑器の中に現れてくる。
渋さの美を知りぬいていた初代の茶人たちは、貴重な彼らの茶器を雑器からのみ選んだではないか。古伊賀の水指は種壺でさえあった。