일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

の的」たらしめたのであろう。

リストはその作曲を通してでも、多くの渇仰者と少なからざる排撃者とを持っている。リストの作曲はルービンシュタインの所論を俟つまでもなく、きわめて饒舌で表面的で、わけてもピアノ曲は技巧重点主義で、煩に堪えざらんとする者は決して少なくない。その人柄に関しても、かつて若き日のブラームスが、ヨアヒムの紹介で、欧州楽壇の大御所的存在であったリストを訪ね、彼を取巻く空気の、虚偽と、付和と、贅沢と驕慢とに驚いて逃げ出したのはあまりにも有名な逸話である。

リストの大袈裟なジェスチュア、儀礼、人をそらさぬお世辞――すべてそれは、田舎者のブラームスには、我慢のならないものであったに相違あるまい。しかし、それをもって直ちにリストを毛嫌いし、リストを排撃せんとする者があったならば、それはあまりにも早計である。リストはそういった派手好みで、道徳的にはきわめて弱気でさえあったにしても、あらゆる人に寛大で、豊かな愛情と、行届いた同情とを持った、生まれながらの長者であったのである。

ある伝記者はリストの豊かなる愛情を讃美して、それは全く比類のないものであったと言っている。