후리가나로 읽는 일본 고전
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がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면
ヴァイオリン協奏曲(ホ短調)
レコードは必ずしも多くなく、有名なシンフォニーや有名な室内楽よりも、むしろ「ヴァイオリン協奏曲」一曲に各社の力が集注された感がないでもない。
ヴァイオリン協奏曲(ホ短調)
ベートーヴェンとブラームスのヴァイオリン協奏曲と並べて、世に所謂三大ヴァイオリン協奏曲の一つである。この曲が、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の絢爛豪華なのと、ブラームスの瑰麗雄渾なのとの中にあって、優雅、繊麗を極め、わけてもその浪漫的な情緒の美しさは比類もない。第一楽章の幽婉さと第二楽章の優麗さに続いて、第三楽章の燃え立つような情熱と、その豪宕壮快な美しきの対照は見事だ。
レコードは夥しく入っているが、この曲を二度吹込んでいるクライスラーのビクター盤で吹込みの古い方、即ちブレッヒがベルリン国立歌劇場管弦楽団を指揮したレコードが最も良い(八〇八〇―三)。同じクライスラーがロンドンの管弦団で入れた後のレコードは、技巧的には衰頽を見せないまでも、その輝やきと若さと、美しさにおいて、吹込みの悪い最初のものに及ぶべくもない。しかしよい録音でこの曲を聴くうえには、やはりクライスラーの後の吹込みを捨てるわけにはいかない(ビクターJD五九三―五)。