일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

最後の勝利

ワグナーの婦人関係の道徳観念には、腑に落ちないものが一つ二つならずあったことは否む由のない事実である。名作「トリスタンとイゾルデ」は愛の悲劇を描いたもので、マチルデとの関係を暗示すると伝えられている。

それはともかく、赦されてドイツに帰った後ワグナーは、相変らず衆愚と勁敵とに悩まされ続けた。幾度か失望し蹉跌して後、一八六四年、幸運はバイエルン国王ルードウィッヒ二世の使者となってワグナーを訪れたのである。

最後の勝利

召されてミュンヘンに赴いたワグナーに幾多の敵と妨げとはあったにしても、国王の厚意でルツェルン湖のほとりに閑居し、若きコジマと結婚して、愛児ジークフリートを挙げ、可愛らしい名篇「ジークフリートの牧歌」を書いたのはその頃である。

ワグナーの戦いは、その芸術に対する世の無理解への戦いであり、伝統主義者達への闘いであり、同時に営業劇場への闘いであった。この頑強な敵の中にあって、ワグナーの音楽を憚りなく演奏し、真に芸術を愛するものの享受に待つためには、理想の芸術殿堂とも言うべき、非営利主義の劇場を作るのほかはないと悟ったのである。

ワグナーは楽劇芸術を祝祭として、その演奏の神聖さを保護するために、千人の同志を募ってバイロイトに祝祭劇場を建てる計画をたてた。