후리가나로 읽는 일본 고전
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がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면
バイロイトのワグナー祭レコード
いつの世にか、日本においても、ワグナーが親しまれ、一般に理解される機会があるだろうと思う。
バイロイトのワグナー祭レコード
ワグナーのレコード中で、最も興味の深いのは、一九三六年のバイロイトのワグナー祭を録音した九枚のレコードである。ワグナーの理想が一部は改められたにしても、バイロイトのワグナー劇場で今日まで続けられているのは既に興味の深いことで、その演奏は一九二七年にも一度録音されたが、それは甚だ録音が悪く、もはや問題外のレコードであるが、一九三六年のはさすがに立派で、バイロイトの気分を充分に味わい得るものがあるだろう。
管弦楽が舞台の下に置かれて、客席から楽員の姿を見せないという一風変わった設備も、この録音で窺われる。管弦団も合唱団も誇りと名誉を持ったもので、指揮者のティーチェンはどんな人か知らないが、相当の人物だろうと思う。レコードは「ローエングリン」と「ワルキューレ」と「ジークフリート」の山だけを集めたものであるが、劇的な発展が自然で、前後の関係もいくらか解り、流動的で面白いことである。歌い手も一流の人達で、バイロイトのフェスティバルの空気はかなりよく出ているばかりでなく、ワグナーの楽劇というものは本当にこういったものだろうと思わせる(ポリドールSKB二〇四七―五五)。