일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

フランクの尊さ

フランクは「とうとう」――と傍らの人に言った――「私が信じていた通り、世間の人も私の曲を鑑賞するようになった」と。

がしかし、六十九歳になって、始めて喝采を味わったフランクには、もはや余命がなかったのである。間もなく不量のことで負傷し、肋膜炎を起してその年の冬、即ち一八九〇年十一月八日、多くの弟子達に惜しまれながら、パリの宅に長逝した。

フランクの尊さ

人間フランクの尊さを、私はほぼ書いたつもりである。フランクの作品は、その形の上から言えば古典的であるが、その表現方法はきわめて近代的で、ドビュッシーの印象派とは別に、近代音楽の上に、鮮新にして含蓄の深い、一つの領域を開拓した。

フランクの思想の中核をなすものは、カトリックの教義であるが、ネオ・スピリチュアリズムの運動と一脈相通ずるものがあると言われ、芸術作品としては想像以上に真摯である。ロマン派の感情の誇張も、ドイツ風の衒学もフランクにはないが、その楽曲は建築的な合理性と雄大さがあり、神秘的であると共に、きわめて色彩的であることが、容易に知られなかった原因でもあると共に、深遠な内容を蔵して、くめども尽きぬ霊的なものを持っている所以でもあるだろう。