일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

の交りを絶って、ブラームスの熱心な紹介者となり「これこそはベートーヴェンの第十シンフォニーに当るものだ」という警句を吐き、自ら指揮棒を執って反対者の大群を閉塞させてしまった。続いて田園的な美しきをもった「第二シンフォニー」を発表し、ベートーヴェンの「第六シンフォニー(田園)」と共に、ウィーンの平和な郊外描写の音画として、後の人に愛されるようになった。

ブラームスはその頃すっかりウィーン人になりきってしまったが、相変らずその生活は孤独でたまたま数少ない友人との交渉があるだけ、公の席にも滅多に顔を出さず、きわめて淋しいが孤高の生活を三十幾年も続けたのである。

「大学祝典序曲」や「悲劇的序曲」に次いで有名な「ヴァイオリン協奏曲」を発表したのはその頃であった。四十五歳のブラームスが、円熟しきった楽想と技巧を盛ったこの協奏曲は、ベートーヴェンやメンデルスゾーンの協奏曲と並んで三大ヴァイオリン協奏曲と推賞されているが、発表当時からその真価が認められたわけではなく、徐々に――ではあるが確実にその声価を高めて、今は世界の好楽家の感激になっていることは、一般に知られすぎるほど知られていることである。