후리가나로 읽는 일본 고전
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がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면
その代り、彼の率いた小楽団は、練達なる器楽士のみの集団であり、仏伊の通俗楽に通暁した彼にとっては、その豊饒なる創作力を傾けて、美しき組曲、序曲、その他の器楽曲を生産せしむる唯一の機会でもあったのである。バッハの非教会的な、美しき器楽曲がケエテン時代の特産であったことが、バッハの作品を多彩ならしめ、今日我ら音楽愛好家に幸いしたことの少なくなかったことは特筆に値するだろう。
そこで彼は愛妻バルバラを失い、二度目の妻アンナ・マグダレーナ・ウィルケンと再婚した。そこで彼は一代の傑作器楽曲「ブランデンブルク協奏曲」六曲を書いた。が大公の愛が音楽から婦人に移るのを見、子供達に本当のルーテル教徒の教育を授ける機会のないことを知ったバッハは、一七二三年ケエテンを去ってライプチッヒに向い、聖トーマス学校の合唱長の椅子につくことになったのである。
三十八歳のバッハには、新しい天地が開けていった。バッハの生涯のうち、ライプチッヒにおける二十七年間は、最も意義の深い期間であり、最も光栄ある時代でもあったのである。その天才はいやが上にも円熟し、その信仰は火の如く燃えた。トーマス・シューレの合唱長として、二つの教会の楽長となったバッハは、ここに始めて、その真の姿を名残なきまで発揮することが出来たのである。