후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
両わきの腰の辺りに拳を当てて大剣と小剣を左右に一見ぶら下げて立っているに過ぎない姿なのである。
十四畳の部屋に待っていた三宅軍兵衛たちの四名の来訪者の前に、台所の通路にあたる細廊下からのっそり出て来た武蔵の姿は、まずそんなものと想像していいだろう。前日、あらかじめ試合のことは使いで達してあるのだから、それは武蔵も承知してのことである。
その時の武蔵は、長短二刀の木剣をひっ提げて出て来たとある。そのまま、挨拶して、すぐといわれたので、四名はややあわて気味にみえる。武蔵が四人御一緒でもさしつかえないというと、軍兵衛は憤色をあらわして、一人すぐ立った。
七尺ほどな距離をおいて二人は対峙した。ほかの者は、次の間を開けて避けた。どっちもややしばらく動かない。すると、武蔵はするすると退がって、戸口の隅へ退がった。三宅が、つけ入って迫るかと思うと、これも反対な方へするする退いて、庭縁の障子の所に構えを止めた。これはどっちも「間合」をとるためと見られた。「間合」というのは、かかり、呼吸、力学的な機微、勘と動作、あらゆるものを一擲の瞬間に最も効果的にあつめようとするその電撃の間を計ることである。