후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,757자 · 321화면
第二十八 物の味
と頻に思案する如し。
第二十八 物の味
この問題の本人たるお登和嬢は最前より台所にありて何かコトコト御馳走の支度に余念なかりしが漸く手の隙きけん座敷に出で来りて来客に挨拶しぬ。小山は好き折とて直ぐに話頭を向け「時にお登和さん、突然と妙な事をお尋ね申しますが大原君のような大食家を段々少食にするという方法は何か料理の道に名案もないでしょうか。今も中川君と話しているのです。大原君の疵は大食にあるがその大食は何とか矯正する事が出来そうなもの、大酒の人を禁酒させるのは困難だけれども大食の人を少食にするのは何とか工風がありそうに思いますがどうでしょう」と先ず余所事らしく話しかける。お登和も余所事に聞きけん、別に顧慮する所もなく「そうでございますねー、別段に工風という事もありませんが、段々と料理法を御研究なすって物の味をお覚えになれば自然と少食におなりでしょう。全体大食をなさる方は物の味が解らんので何でも彼でも沢山お腹へ詰め込めばいいという風ですからいわゆる暴食なのです。大食のお方は必ず暴食です。一々召上る物を味わってこれはどういう風に料理してある、これは何の原料で拵えてあるとその味を食べ分けるようになると舌で物を召上るのですからそう沢山は食べられません。