후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,757자 · 321화면
第七十四 色々の朝食
手桶へ水を汲んで蓋の上へ載せておく位です」大原「何にしろ今日の飯には閉口しました。お負けに味噌汁が淡くってお湯を呑むようで味も何もあったものでない。これにも弱りましたよ」お登和「味噌汁の淡いのはしようがありません。全体料理の心得に味噌汁は濃い加減に立てろ、吸物は淡い加減に立てろという事があります。味噌汁の濃いのはお湯を注して淡くする事が出来ますけれど淡いのは始末になりません。吸物の淡いのは食塩を加えて直ぐに味を直せますけれども鹹過ぎたのへお湯を注すとまるで味が抜けてしまいます。鹹い田舎味噌は摺鉢で摺る時少しばかりお砂糖を交ると美味しくなります。しかしそれは惣菜で上等のお料理には鰹節で味を出さなければなりません」と得意の料理談になりければ我れ知らず腰を据えぬ。大原はいつまでも腰を据えられたし。
第七十四 色々の朝食
大原は何か話頭を惹出してお登和嬢を引留めたし「お登和さん、僕も朝は日本食事を廃してパンにしようと思いますが中川君は毎朝どういう風な食事をなさいます」お登和「兄ですか、兄は何でも食事法を変える事が好きで毎朝料理法が違います。十日まで毎日変って行って十日目にまた後戻り致します」