후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,757자 · 321화면
第六十五 新しき家
どうかそう済ませたいものだ。伯父様の恩になっているからその娘を貰えといわれては断りにくいけれども恩は外の道で返す方法がある。恩と婚礼とは別の事だからな。しかしこれが東京辺の風習だと親が息子に嫁を強い付ける事も寡いけれども郷里の風では全く親の一量見で息子の嫁を極めるのだ。当人同士の見合もさせずに親が好いと思うと直ぐ取極めて貰って来るという風習だからな。もしやお登和さんの事を御承諾がなかったらどうしよう。そうしたら僕も殆どこの世に生存する張合がない。アア考えてみれば御両親の諾否が僕の運命の岐るる所。今こそ一大事の場合だ」と独りで思案しつつ下宿屋へ戻るに、下女が待兼ねたように差出す一通「大原さん、お郷里からお手紙が来ていますよ」「そうか」と大原手に取りて「ナニ大至急と」
第六十五 新しき家
大至急の手紙には如何なる事を言来りけん、大原はその夜終宵懊悩して寝もやらず、翌日も心の苦みに堪え難くてや起きも上らで昼過ぐるまで床の内にあり。ところへ訪い来れる親友の小山先ずこの体を見て眉を寄せ「大原君、また病気か」大原「イヤ病気ではない。少し思案に余る事があって寝ていて考えた」