후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,757자 · 321화면
第七十一 俄の旅立
東京の怪しい女を納れさせて満の嫁にするつもりですか。満は本家から半分ずつ学資を出してもらってそれで卒業も出来たのに今になってそんな事が言えた義理でしょうか。貴老だってよく考えて御覧なさい」と伯母の怒りは容易に釈けず、伯父は頻に伯母を宥め「マアそう一図に怒らんでもよい。ナニも満が私たちに黙って自分の好きな女を引入れたのでなし、ともかくも東京へ来て本人を見てくれろというのだ。私と和女と二人で東京へ往ってよく満とも相談した上にしよう」伯母「相談とは何の事です。これほど極まっている事を相談もナニも要るものですか。東京へ往くならお代を一緒に連れて行って直ぐに婚礼をさせましょう」伯父「お代ちゃんは後からでも呼べる」伯母「イイエ直ぐでなくってはいけません」と二人が頻に言い争う彼方にヒーッと泣声の聞えて大きな身体がドタリと畳に倒れたる様子。伯母は顧み「お代やお泣きでないよ」と言えどお代はオイオイ泣きながら起上り、どんぐり眼より大きな涙をポタリポタリ落して我家の方へ走り行く。
第七十一 俄の旅立
お代が本家へ帰りし間もなく、本家の父は面相変えて大原の家へ入り来れり。