후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,757자 · 321화면
第四 南京豆
客「いかにも後学のためだ、一つ拝見致しましょう」妻君「拝見ばかりではいけません、少し手伝って下さい」客「ハイハイお手伝を致しましょう」と仲好き友達の家と見えて遠慮もなく台所へ立って行く。
第四 南京豆
台所といえば黒くくすぶりてむさ苦しきように聞ゆれどもこの家の台所は妻君が自慢顔に客を連れ込むほどありて平生の綺麗好きさこそと思われ、拭掃除も行届き竈も板の間も光り輝くばかり。その代り目の廻るほど忙しきは下女の役、一人は頻に南京豆を炮烙にて炒り、一人は摺鉢にて搗砕く。妻君客を顧み「大原さん、私どもでは毎日南京豆を色々の料理に使います。今まで胡桃を使う代りに南京豆、胡麻を使う代りにも南京豆、胡麻和えという所も南京豆和えという風にしますが南京豆の方が胡桃よりも淡泊で或る場合には胡麻よりもよほど美味しゅうございます。もっとも南京豆の中でも粒の極く大きいものや円い形状のものは脂肪が多くって油を取るにはようございますけれども食用に適しません。少し細長い中位な粒ので大層美味しい種類があります。それを先ず厚皮を剥いて中の実ばかりこの通り炮烙で炒ります」客「なるほど、この匂いが今私の鼻を衝たのですね。