후리가나로 읽는 일본 고전
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こうげいのみち
工芸の道
柳 宗悦
柳 宗悦의 工芸の道(こうげいのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,103자 · 336화면
一
「正しき工藝」を想う私は、「誤れる工藝」についても盲目であってはならぬ。何の力が器をかくも醜くさせたか、どうして潤いがあせ冷たさが増してきたか、なぜ健康が衰え用に堪えなくなったか。なぜ俗に媚び悪に染まってきたか、工藝を毒したその諸原因について私は無知でいるわけにゆかない。
器は私に向って四つの悪を数える。その内二つは彼らを囲む社会の罪により、残る二つは彼らを作る個人の罪による。前者は制度に現れ後者は思想に係わる。数えられるものは資本主義と機械主義、また主我主義と主知主義。前二つは労銀の制度に伴う悪、後二つは個人の作家に伴う罪。一つは外なる病い、一つは内なる煩い、合せて四個の著しい悪が今の工藝を毒しているのである。私は語られたその訴えをありのままに記してゆこう。
一
あの器に心がないと誰が云い得よう。もし人情の中で育てられないなら、その心は歪んでくる。ちょうど虐げられた子供が、素直な心を失うのと同じである。沈んでゆく工藝の歴史を省みると、このことが著しく目に映る。そこには情愛の水が涸れきっている。器は愛なき世界に放たれているのだ。傭う者は、作る者への愛がなく、作る者は働くことへの愛がない。