후리가나로 읽는 일본 고전
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こうげいのみち
工芸の道
柳 宗悦
柳 宗悦의 工芸の道(こうげいのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,103자 · 336화면
なぜならそこには個性の跡がなく、その当時の共有の美が示されているからである。誰が画き誰が刻むとも、その頃の挿絵には同じような自然さと同じような純朴さとが、にじみ出ている。それは民衆的所産であって、一人の天才の所業ではない。しかも本の挿絵として、実際の目的をもち広く流布せられた画であった。私はかかる工藝的な「民画」の美を好む。そこには自然が加護する美を見出し得るからである。それは稚拙美とも云えよう。だが稚拙美は自然美である。稚拙なるは無心を意味し、無心は自然さに帰る。稚拙そのものは不完全であり醜であろうが、自然に抱かるる故に、恵みの美を受けるのである。かかる恩寵なくして、民衆自らに何の美を産み得る力があろうや。(強いて稚拙をねらう今日のある美術家の錯誤を許し得ようか。それは彼らの意識から来るのであって、無心と結合している美ではない)。
過日伊曾保物語古本の展覧会を見、この初期活字本から続いて幾世紀かの挿絵を並べ見る機会を得た。悲しい哉、時代の降るにつれて、挿絵としての工藝美は漸次に失われている。どのものもこの‘Incunabula’に優るものはない。