일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つたかずらきそのかけはし

蔦葛木曽棧

国枝 史郎

国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면

아오조라 문고

「おのれ盗人、待ちおろうぞ!」

廊下の向こうに朦朧と、人影歩むと覚えたが、忽ちそこより声あって、

「われは人界の者ならず、盗人などとは無礼なり!」

「人間ならぬその方が、床に足跡をなぜ残すぞ!」三太夫は鋭く云い放す。

「何、足跡を残すとか?」

「かようの事もあろうかと、われあらかじめ床の上に白蝋粉を撒き置きたり」

「や!」と人影はたじろいだ。

「白蝋粉のその上に、武者鞋の跡残ったり!」

「む」と人影は息詰まった。

「血吸童子などとはおこがましや! 汝はまさしく盗人なり! 事もあろうに世に名高き伊那家の奥殿に忍び入り、若き奥方を攫おうとは、盗人も盗人大盗人じゃ!」

「チェ、残念!」と人影は、舌打つ音を響かせたが、「吾を盗人と云わば云え! 切取り強盗は戦国の習慣! われに恥ずるところ少しもなし!」カラカラとばかり大きく笑った。

三太夫も同じくカラカラと笑い、

「五右衛門、術は破れたるぞ!」大音声に呼ばわった。

その声と共に人影は、身に纏った濛気を払い落とし、スックとばかり立ち上がったが、見れば月代長く延び百日鬘を冠りし如く、墨染めの布子、丸絎の帯、鏈帷子肌に纏い、顔面長く色蒼く、鬼気を含んで陰々たる大悪無双の面魂! 誠や後年本朝における三大盗の一人として、太閤秀吉を桃山城の、寝所に刺さんと忍び入り、見現わされて捕えられ、三条河原