후리가나로 읽는 일본 고전
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つたかずらきそのかけはし
蔦葛木曽棧
国枝 史郎
国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면
裸体武兵衛
「ほんとに名案でございますことねえ。これではいかな英雄でも閉口することでございましょう」小女郎が嬉しそうに云うのであった。
「それでは明日からポツポツと細工することに致しましょう」お夏もいそいそと云うのであった。
鈍二兵衛は少し心配そうに、
「ただここに一つ気懸かりなは、裸体武兵衛のことばかりだ。せっかくの拙者の名案も裸体武兵衛の手にかかったら立ちどごろに破れてしまうからの」
「はだか武兵衛の来ないように、どうぞしたいものでございますなあ」二人の女は嘆息をした。夜はしんしんと更けて行く。
「取り越し苦労をしたところで武兵衛が来なくなる訳ではなし、それより今夜は大陽気に、踊って別れるとしようかの?」
鈍二兵衛の言葉に元気づいて、三人は手拍子面白く足をはね上げて踊り出した。
「恵那の前山真っ暗じゃ」
まず鈍二兵衛がこう唄うと、
「幽霊星を見やしゃいな」
と小手抜小女郎が後を付ける。するとお夏がその後を云う。
「苗木の城はグラグラじゃ」
「城下に疫病が出来ようぞ」
「はだか武兵衛に知られるな」
「死人で丘をつくろうぞ」
「はだか武兵衛に知られるな」
「城下に疫病が出来ようぞ」