일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つたかずらきそのかけはし

蔦葛木曽棧

国枝 史郎

国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면

아오조라 문고

忍術問答

「用意と云っても何もない」

二人はそこでまた黙った。老鶯がしきりに鳴き渡る。

「お爺さん」と老婆は真面目くさって、「お前さんどこの生れかの?」

「産れた所はこの日本よ」

「相変らずお前皮肉だの――いつこの土地へ来なすった?」

「今からちょうど一月前」

「いつまでここにいるつもりかの?」

「厭になるまでいるつもりじゃ」

「いつ頃厭になるじゃろう?」

「そろそろ厭になりかけた」

「どうして厭になりかけたの?」

「お三婆というような変な気味の悪いお婆がいて私の庵を騒がすでの」

「それはこっちのいうことだに――私はこの土地生え抜きのもので、この土地の物なら犬でも馬でも、人間であろうと木草であろうと、私の自由になったものじゃ。お前という不気味の爺が来て、どうやら私の縄張りを荒らし廻わるように思われての」

「それはお前さんの僻見じゃよ」老人は白髯を撫でながら、「私にはそんな野心はない。他人の縄張りを荒らしたところで何の利益にもならぬからの」

忍術問答

「口では偉らそうに云っても、現在荒らしておろうがの」

老婆は口を尖がらせた。

「私にはそんな覚えはない」

「なんの覚えがないものか。わざわざ城下へ出て行って、生命の握飯とかいうものを、餓死しそうな人達へ振る舞ってやるということじゃ。