후리가나로 읽는 일본 고전
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つたかずらきそのかけはし
蔦葛木曽棧
国枝 史郎
国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면
其奴いったい何者じゃ※(感嘆符疑問符、1-8-78)」
鬼王丸は牛の吼えるような凄じい声で怒鳴り出した。
妖精どもはこの権幕に一たまりもなく縮み上がったが、
「はい申します申します。――久しい以前から瑠璃ヶ岳の千疋洞の窟の中に、年を取った人間と狼を連れた若者とが、住居するようになりました」
「なるほど」
と鬼王丸は後を促す。「其奴全体何者じゃな?」
「はい、妖術師でござります」
「ほほう、人間の妖術師か?」
「はいさようでござります」
「どんな妖術を使うのじゃ?」
「まず飛行致します」
「飛行? なんだそんな事か。そんな事なら俺でもやる」
「次に咒縛致します」
「詰まらない真似をやりおるな?」
「そして不死身でござります」
「まるで俺とそっくりではないか。ふん、それからどんなことをするな?」
「諸※(二の字点、1-2-22)の化身を本身に返し、総ての変化を退治致すそうで」
「ふうん」
と云った鬼王丸、これにはどうやら困ったらしい。
「何んという名の妖術師じゃな?」
「一人は才蔵と申します。若者の方でござります。山谷の霧を自在に使い隠見出没致しますため霧隠という綽名がございますそうで」