일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つたかずらきそのかけはし

蔦葛木曽棧

国枝 史郎

国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면

아오조라 문고

別館の一室

別館の一室

「ううむ、そうか、よく知らせた。最初から怪しいとは感付いていたが、あんまり化け方がうまいので本当の使者かとも思って見たがそれですっかり様子が解った。それにしてもあいつら二人、何を目論んで俺の所へ、贋使者となってやって来たものか? 落ち着き払った態度と云い、眼の配り方体の固め、寸分隙のないところ、名ある奴らに相違ない。……新築の別館とは云うものの、言葉を変えれば捕虜蔵、あそこへ追い込んでしまったからは逃げようとて逃げる道はない。いずれゆるゆる詮議するとして、せっかくくれた土産物、俺の居間へ運ぶがいい」ズイと立つと廊下越し、自分の居間の方へ悠々と歩く。

やがてトップリ日が暮れて、山寨の夜がやって来た。季節は夜長の晩秋である。二千尺の黒姫山、夜が更けるにしたがって、寒気骨身に徹るばかりだ。ヒューッ、ヒューッと夜嵐が森の梢を鳴らして行く。オーッ、オーッと峰の方から獣の吠え声が聞こえて来たが、餌に饑えた狼に相違ない。カンカンカン、カンカンカンと、鐘の音が聞こえて来る。それを受けてチャンチャンチャンと、拍子木の音が響き渡る。非常を警める夜廻わりでもあろう。