후리가나로 읽는 일본 고전
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つたかずらきそのかけはし
蔦葛木曽棧
国枝 史郎
国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면
……だがオイお六坊薄情だぜ、お前と俺らは従兄妹だが、ただそれだけの仲じゃあねえ、そうとも俺達あ許婚なんだからな。十二月にゃあ式をあげて夫婦になることになっているんだからな。それだのにお前はこんな大事件を、俺らに相談してくれねえんだもの。怨むぜ怨むぜ、ええお六坊。だがマアそれも仕方がねえ、敵でも討とうとする者は、それくらいに口が堅くなけりゃあ、しとげることはむずかしいからな。……だがオイほんとにこれからは、互いに仲よく相談して、敵を討つなら討つことにしようぜ。俺らも繋がる縁だからな。そうさ、俺には伯父の敵だ。そうじゃねえ舅の敵だ。……おや、お前どうしたんだ? ちっとも返辞をしてくれねえな。ははあなるほど疲労れたんだな。イヤもっともだ、疲労れる筈だ。いずれ踊りも踊ったろうし、敵の隙だって狙ったんだろうからな、物を云うのがイヤだったら、五年でも三年でも黙っていねえ。俺ら何んとも思やしねえ。……オヤもうここは上松だ。さあさあここが俺の家だ。はいって少し休むがいい。俺ら先にはいるからな」
かなりみすぼらしい百姓家の夜の闇の中に立っていたが、門口をあけると勘介がピョイと中へ飛び込んだ。