후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
そこで、その一線を如何にして超ゆべきやとの問いに対して、但馬は、剣禅一致の妙境に悟入し得て、初めて剣の奥義が把握せられると答え、沢庵に道を聴くべきを奨めたのである。
――沢庵は但馬のために、「不動智神妙録」一巻を作って、剣禅の関係を説き示した。
また、「太阿記」も剣道を仮りて禅を説いたものだが、これも同じく但馬のために作ったといわれている。
沢庵と細川越中守忠利との道縁は、さらに深いものがあった。それは、祖父幽斎、父三斎、子光尚と、実に細川家四代にわたる友情の帰依の歴史だったのである。
戦国の焦土から、徳川覇府の建設へと、政治的な幾変転が繰り返される間にも、文化の炬火は、煌々と絶ゆることなく燃やし続けられたが、その文化圏の最も輝かしい光芒は、幽斎細川藤孝、三藐院近衛信尹、烏丸大納言光広、本阿弥光悦、松花堂昭乗等であった。そして、宗門の傑物沢庵が、これらの知識人の精神的支柱として重きをなしたことは、いうまでもあるまい。
幽斎と沢庵との交渉は、文献の上では、慶長七年、沢庵が三十歳の頃に始まっている。当時の沢庵は、未来の鋒鋩を蔵しつつ、まだ泉州堺大安寺の文西西堂について、学徳の切磋に孜々たる頃であった。