일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)

山の憶い出 上

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면

아오조라 문고

西南方の小穂口沢に面した部分は、山腹に急崖を連ねて、瀑なども二、三ある様子であるが、『郡村誌』のいう如く巌山ではない。頂上は二峰に分れ、最高点は南に在って越後沢山より七米程高く、北方の者は更に二峰に岐れている。西の斜面から頂上の一部にかけて松虫草、玉簪花、日光黄菅が非常に多い。其外は蔓性木本のように低く匐った楢や短い笹であるが、北側に廻ると一面の笹で、一尺から一尺五、六寸の長さに延びている。其上を滑るようにして下ること十五分で、越後沢山との鞍部に達する。北の方は左から緩く引下して来た線が右へ緩く引上げて、眉の高さに大なる弧を描き、弧の内面には美しい笹を青天鵝絨のようにくけて、其上に銀を象嵌した金字形の八海山と中ノ岳とが程よく安置された据物のようだ。其下の窪には二坪余りの池が叢に落ちた一面の古鏡の如く横たわっている。南の方の一段低い所には少許の残雪が萋々たる緑蕪の間に一脈の冬を蔵し、雪消の跡には白山小桜の紅葩があたりに華やかな色を添えている。当面に屹立した岩壁の右を廻り、稍急な斜面を登ること十分で、越後沢山の長い頂上の一角に立つの人となるであろう。