일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こうげいのみち

工芸の道

柳 宗悦

柳 宗悦의 工芸の道(こうげいのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 166,103자 · 336화면

아오조라 문고

一つの器が個性の名によって美しいなら、自然の名によって示される器はさらに美しいのだと。「吾れ」とか「吾が作」とかの意識が絶えた時ほど、その作が「自然の作」となる場合はないのである。そうして「自然の作」よりもっと美しい作はあり得ないではないか。それ故私は再び云おう。在銘の作が美しいなら、必然無銘の作はさらに美しいのだと。

試みに想え、今すべての人々が善人であったとしよう。そうしたら個人の名を挙げて善人を讃える者はなくなるであろう。否、その時は善人という意識すら地上からなくなるであろう。かかる時代を今よりもさらに驚くべき時代だと云えないであろうか。道徳が一々讃美せられる日より、意識せられなくなる日がさらになお道徳的な世であろう。同じことが工藝においても云えないであろうか。吾が名が意識せられ美が主張せられるのは工藝がすでに低い世に沈んでいるからである。西欧のあの中世紀において、工人たちはあの美しい絵硝子やまたは透彫の窓枠に、彼らの名をいちいち刻んだであろうか。またはあの高麗の人々は、彼らの美しい「雲鶴」や「絵高麗」に、作者の名を記したろうか。美に浸り得た時代は美を忘れていたであろう。