후리가나로 읽는 일본 고전
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がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면
わけても作品一二七番以後の晩年の作品は、完全に聴覚を失って後に到達したベートーヴェン最後の心境で、その中には芸術を通して淳化されたベートーヴェンの大諦観が盛られていると言ってよい。
十六曲の弦楽四重奏曲はいろいろにレコードされているが、一九二九年に物故した、フランスの名匠カペエの率いたカペエ弦楽四重奏団の入れたレコードが最もよく、それに次いではブッシュ弦楽四重奏団とレナー弦楽四重奏団のものが優れている。カペエ四重奏団のものはもはや十二、三年前の吹込みで、録音の古さは覆うべくもないが、その磨き抜かれた芸術境は、最高至純の域に達したもので、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲に残した五組のレコードは、まことに世界音楽界の至宝と言ってよい。
この十六の弦楽四重奏曲を備える人は、原則としてカペエを採り、カペエのないものはブッシュを、ブッシュのないものはレナーを採れば大した間違いはない。
作品一八の六つの四重奏曲のうち、第一番はブッシュを、第五番はカペエを私はすすめる。作品五九番の「ラズモフスキー四重奏曲の一番」はカペエの名演奏がある(コロムビアJ八〇五五―六〇)、二番はレナーの新しい録音があり(同JW二二五―八)、三番はブッシュがある(ビクターJD三一一―四)。