일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

ベルリオーズの精進は涙ぐましきまでに見事であった。欠乏と闘いながらの七年間の苦学は英雄的であったと言っても差しつかえはない。パリ音楽院の正規の課程はそうしておえたが、彼の抱懐するロマンティシズムの新傾向――わけても従来の常規を逸脱し、古臭い伝統を無視する態度は、世の反感と攻撃を受けずには済まなかったのである。

ベルリオーズは一番勇敢な形式の破壊者であった。いや、破壊がベルリオーズの形式であったと言ってもよい。彼は自分の心の要求に応えるためには、少しも美しくない音楽をさえ書こうとした。因襲に依存して、思想の貧困に甘んずるよりは、最も大胆な反逆者となって新しい生命を燃やす一片の薪になろうとしたのである。

ベルリオーズは師にも友人にも見離されて、生活のために場末の劇場の合唱団に入り、細々とその日を歌い暮らさなければならなかったが、その弱い心の底に根を張る不退転の英雄魂は、そんなことではひるまなかった。

一八三〇年幸い交声曲「サルダナパール」がローマ賞を獲、三年間ローマに遊学する幸運を掴んだが、ここでもベルリオーズは辛抱が出来ず、とうとう二年足らずでパリに帰ってしまった。